「自分のことが分からない」と相談される方がおられます。
これは、決して悲しむことではない。
「自分探しの、旅に出よう」というキャッチコピーが、何年か前に旅行会社のCMで使われたことがあった。
これに惹かれて旅行に参加した人の気持ちはたぶん「私には、今以上の何かがあるはず」と思って申し込まれたのだと、思う。
もしこの旅行の結果、自分のすべてが完全に判明したらどうだろうか・・・?
おそらくほとんどの人は、そのあとの人生がつまらなくなってしまうはず。
思うに、占いもこれと同じで、当たることもあれば、外れることもある。
でも、それがいい。
当たることも外れることもある。
そして内容はあいまいなことが多い。
これによって、人は自分の都合のいいように解釈でき、自分の未来に「いいことが起こるかも・・・」という希望をもつことができる。
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