世間の形式にとらわれて、渡世の作法を重視するような集まりは、人間関係が確立されているとは思わない。
そんなものは、付和雷同であって、なにかあればとんでしまうような人間関係だと思う。
本当の人間の結びつきとは、人間が、それぞれのアイデンティティで結ばれていなければならない。
アイデンティティというのは、つまり「人間の芯」のこと。
芯作りに私達は努めなければならない。
芯のない生活で、一生をフイにしてしまうのはもったいない。
芯のある生活をするには、基礎修行をやらなければ、アイゼンティティは確立できない。
それは、同時に、骨惜しみをしないということである。
つまり、自分の全エネルギーを、基礎修行に投入するような期間を、人間は人生のどこかで、もつことが大切であるのでは・・・。
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