国税庁による平成26年度の調査データを見ると、この10年で平均年収は約20万円下がっているし、ここ5年で、年収300万円以下の人数も約140万人増加、1000万円以上の取得者は22万人ほど減少しています。
だが、驚くべきことに、年収2000万円以上の超高所得者は、この5年間、毎年増加傾向にあり、まさに、二極分化が進んでいると言わざるを得ない状況になっています。
こうなると、独自のキャリア・デザインを怠ってしまい、漫然と日々を過ごしている人たちは、安閑としていられなくなります。
このことは、悪いことばかりが起こるように思ってしまいがちですが、考え方を変えれば、むしろ、キャリアを正当に評価し、高い業績をあげた人には、それに見合う給与を支払うのが当たり前の時代になるということになります。頑張った人が報われるという意味だけ捉えれば、今までと、どちらが良いのか難しい問題です。
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