国際政治において、内政と外交の問題は微妙な関係で成り立っている。
内政の支持がなければ外交はできない。
アメリカが国連に対して距離を置くのは、国民の間で人気がないからである。
日本においても最近、国連への支持に対して、かげりがみられる。
たとえば巨額の財政赤字である。
1990年代に、日本は気の遠くなるような財政赤字を積み上げてしまった。
現在、税収は歳出の半分しかない。これを均衡させ、さらに債務を返済しなければならない。
そのとき、今日のレベルの対外貢献を維持できるだろうか。
今後ODAなどは削減される可能性が高い。
私は、日本が強い経済を維持することが、そもそも重要な国際貢献だと思う。
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