アメリカに行った時、ある光景に出くわしました。
それは、バスの停留所だったと思う。
日本の先生は、大声で生徒達を集め、赤いトレーナの数を必死に数えながら、バスに乗り込ませていた。
アメリカの先生は、集合場所で鮮やかな星条旗のパラソルをぱっと開いたのだ。すると、一斉に生徒たちがその場所を目指して集まってきた。
私は、そこで初めて大きなパラソルの役割を理解し、同時に、日本とアメリカという国の違いを目のあたりにした。
私は、この光景を見て、改めてアメリカという国の「自由と自己責任の原則」の徹底にはっとさせられた。
もしかしたら、日本人は、親切すぎる学校教育の中で、自由にものを考えたり、自分のしたことに責任をもつという訓練をしなくなったのではないだろうか。先生の言うとおりにしていればよいというような姿勢が当たり前になり、自分で考えるという力を失ってきているような気がする。
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